− 一目均衡表 − 我が国のチャート研究家一目山人の考案による一目均衡表は、氏 が永年のシミュレーションの結果得たという波動形成の基本数値 と、これをもとに算出した変化日を予測するための対等数値をベ ースに作られている。基本数値は9,17,26,33,52,63・・・ と続き、 対等数値は 17,25,34,50・・・ であるという。細部において多分に 宗教的とも哲学的ともいわれる理論の全容を知るには氏の著書を 通読するしかないが、比較的簡単にパソコンで書けるこのチャー トは、近年個人投資家だけでなく機関投資家にも、そして一部外 国人投資家にも注目されている。フィボナッチ級数をベースにし て同じく戦前に開発され、これも宗教的・哲学的といわれ、一部 に熱烈な信奉者のいるGann理論が米国にあり、相通じるところが あるようで興味深い。 チャートの基本は、基準線、転換線、遅行スパンと先行スパンだ 。基準線とは過去26日間の高値と安値の中間値の線、転換線は同 じく過去9日間の高値と安値の中間値の線、遅行線は当日終値を26日 さかのぼってプロットし、2つある先行スパンのうち先行スパン上 限は基準線と転換線の中点を26日先行させたもの、そして先行ス パン下限は過去52日間の高値と安値の中間値を26日先行させる。 2つの先行スパンの間を塗りつぶして雲と呼ぶが、特に先行スパン 上限が下限の上にあると上雲、その逆を下雲と呼んだりする。![]()
値動きの傾向から売買タイミングを測る方法をテクニカル分析と いいます。この一目均衡表は大変人気のある分析方法です。 故一目山人翁が編み出したこの手法は、「基準線」「転換線」「 先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」の5つの指標を 用いて作成します 基準線 過去26日間の高値と安値の中間値です。 転換線 過去9日間の高値と安値の中間値です。 先行スパン1 26日前の基準線と転換線の中間値です。 先行スパン2 77日前から26日前(52日間)の高値と安値 の中間値です。 遅行スパン 当日の終値を26日前にずらしてプロットしたもの です。 先行スパン1と先行スパン2に挟まれた部分を通称「帯」または「 雲」と呼び、抵抗・支持の目安としている人もいます。 ・基本的な見方 いろいろな見方がありますが、ここではその一部をご紹介します。 買いスタンスをとる時 ・ 転換線が基準線を下から上に突き抜けた→(売買サインを参照) ・ 日々線が「雲」を下から上に突き抜けた ・ 遅行スパンが日々線を下から上に突き抜けた ・ 日々線が基準線を下から上に突き抜けた 売りスタンスをとる時はこの逆が判断の一つとなります。一目均衡表とは
一目均衡表を書いてみよう